本園は、1971（昭和46）年に聖カタリナ女子短期大学の実習施設として創立され、52年を迎えました。幼児期は、人格形成の大切な時期です。幼稚園生活における、縦割り・横割りクラス構成という人的環境の中に、お部屋に用意されたお仕事という物的環境の中に、日々の生活、当番活動の中に、多くの行事の中に人格形成に繋がる大切な要素が隠されています。それらを通して、またカトリック園として、祈りを通して神様の愛を感じながら、心から「ありがとう」と言える感謝の心、「ごめんね」と言える謙虚な心、「いいよ」と言える寛大な心を日々の生活の中で育み、物事の正しい判断と責任感を培いながら、人を分け隔てなく愛し、すべてのものを大切にできる子どもとなるよう、教職員一同心をこめてお世話をさせていただきたいと思います。